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【Canvaで簡単】WordPressアイキャッチ画像の作り方|無料テンプレートでおしゃれに

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WordPressの記事で読者の心をつかむには、内容と同じくらいアイキャッチ画像が大切です。

せっかく良い記事を書いても、アイキャッチ画像が魅力的でなければクリックされません

この記事では、無料デザインツール「Canva」を使い、デザインの経験がない初心者の方でも、プロのようにおしゃれなアイキャッチ画像を作る具体的な手順を解説します。

デザインセンスに自信がないけど、私にも作れるかな…

もっちー

テンプレートを選んで文字を変えるだけなので、誰でも簡単に作れますよ

目次

WordPressアイキャッチ画像の役割と基本事項

アイキャッチ画像は、読者が最初に目にする記事の「顔」です。

単なる飾りではなく、ブログの成果を大きく左右する要素になります。

特に、読者の興味を引きつけてクリックを促す役割は、アクセス数を伸ばす上で欠かせません。

この章の基本を押さえるだけで、あなたのブログは見違えるほど魅力的になります。

クリック率や回遊率を高める重要性

アイキャッチ画像は、記事の内容を視覚的に伝え、読者の関心を引くためのパーツです。

SNSのタイムラインやブログの記事一覧では、無数の情報が並びます。

その中で、魅力的で内容が伝わる画像は読者の目を引きつけ、クリック率を向上させる力を持っています

また、デザイン性の高いアイキャッチ画像は、ブログ全体の専門性を高める効果もあります。

読者が「この記事も面白そう」と感じてサイト内を巡る「回遊率」のアップにもつながり、結果としてブログの評価を高めるのです。

せっかく書いた記事、読んでもらえないのは悲しいな…

もっちー

アイキャッチ画像を変えるだけで、驚くほど反応が変わりますよ

SNSでの拡散で期待できるSEO効果

アイキャッチ画像は、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSで記事がシェアされた際に、タイムライン上で大きく表示されます。

この表示をOGP画像と呼びます。

人目を引くアイキャッチ画像は「いいね」や「リポスト」を誘発しやすく、SNSでの拡散力が高まります。

多くの人に記事が届くことでサイトへのアクセスが増えるだけでなく、被リンクやサイテーション(言及)の機会も増えます。

これらはGoogleからの評価を高める間接的なSEO効果につながる大切な要素です。

推奨サイズは横1200px×縦630px

アイキャッチ画像の作成で最初に押さえるべきポイントは、画像のサイズです。

推奨サイズは「横1200px × 縦630px」です。

このサイズは、多くのSNSで画像が切り取られることなく、最もきれいに表示される「1.91:1」という比率に基づいています。

GoogleもDiscoverなどのサービスで画像を大きく表示するために、幅1,200ピクセル以上の画像を推奨しています

このサイズで作成しておけば、パソコンでもスマートフォンでも意図した通りに表示されるため、迷ったらこのサイズを選ぶのが正解です。

魅力的な高画質の画像、特にDiscoverからのアクセスが発生する可能性の高いサイズの大きな画像をコンテンツに含める。
サイズの大きな画像は、幅を1,200ピクセル以上とし、max-image-preview:large の設定または AMP を使用して有効にする必要があります。

https://web-rider.jp/magazine/web-design/eye-catch/

デザインの統一感がブログの印象を左右

ブログに掲載するアイキャッチ画像のデザインに一貫性を持たせることは、読者に信頼感を与える上でとても大切です。

例えば、同じフォントやカラーパレット、ロゴの配置などを決めておくことで、読者は一目で「あのブログの記事だ」と認識できるようになります。

デザインの統一は、ブログ全体のブランドイメージを構築し、専門性や信頼性を高める効果があります

毎回ゼロからデザインを考える手間も省けるため、作業効率の向上にもつながります。

著作権フリー素材サイトの活用と注意点

アイキャッチ画像に使う写真やイラストは、自分で撮影したもの以外に、著作権フリーの素材サイトを利用すると便利です。

高品質な画像を無料で利用できるサイトが数多く存在します。

ただし、素材を利用する際は各サイトの利用規約を必ず確認し、著作権を侵害しないように注意することが絶対条件です。

特に商用利用が可能かどうか、クレジット表記が必要かどうかは必ずチェックしましょう。

これらのサイトをうまく活用することで、デザインの幅が大きく広がります。

【Canvaで簡単】アイキャッチ画像の作り方5ステップ

ここからは、無料デザインツールのCanvaを使って、WordPressのアイキャッチ画像を作成する具体的な手順を5つのステップで解説します。

デザインの経験が全くなくても、テンプレートを選んで文字や写真を入れ替えるだけで、誰でも簡単におしゃれな画像を作ることが可能です。

紹介する手順通りに進めれば、ブログの印象を良くするアイキャッチ画像が完成します。

ステップ1. Canvaでカスタムサイズを指定

はじめに、Canvaでデザインのサイズを設定します。

「カスタムサイズ」とは、画像の幅と高さを自分で決める機能のことです。

WordPressのアイキャッチ画像は、幅に「1200」、高さに「630」px(ピクセル)と入力します。

このサイズは、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSでシェアされた際に、画像が途切れることなく最もきれいに表示される比率です。

推奨サイズじゃないと、どうなっちゃうんですか?

もっちー

SNSでシェアした時に、画像が見切れてしまうことがあるんですよ

最初に正しいサイズを設定しておくことで、後から作り直す手間がなくなります。

ステップ2. ブログのテーマに合うテンプレートを選択

次に、デザインの元となるテンプレートを選びます。

「テンプレート」とは、プロのデザイナーが作成したデザインのひな形を指します。

Canvaには25万点以上の無料テンプレートが用意されています。

検索窓に「ブログ」や「ビジネス」といったキーワードを入力すると、記事のテーマに合うデザインを効率良く探せます。

テンプレートを選ぶときは、自分のブログ全体の雰囲気や色合いと合うものを選ぶのがおすすめです。

デザインに統一感を出すことで、読者に専門的な印象を与えられます。

ステップ3. 記事の内容に合う写真やイラストを配置

テンプレートを選んだら、写真やイラストを記事の内容に合うものに差し替えます。

アイキャッチ画像は、記事の内容を視覚的に伝えるという重要な役割を担います。

Canvaの中だけでも、100万点以上の無料の写真・イラスト素材が利用可能です。

左側のメニューから「素材」を選び、キーワードで検索しましょう。

もちろん、自分で撮影した写真をアップロードして使うこともできます。

記事のテーマと関連性が高く、読者の興味を引くような画像を選ぶことが重要です。

たった一枚の写真が、記事全体の印象を大きく左右します。

ステップ4. 読者の目を引くキャッチコピーの文字入れ

画像の上に、記事のタイトルやキャッチコピーを入力します。

重要なのは、読者が思わずクリックしたくなるような言葉を選ぶことです。

記事の要点を3秒で伝えられるように、最も伝えたいキーワードは大きく、目立つ色で配置しましょう。

文字が読みにくい場合は、文字の後ろに帯状の図形を置くと視認性が上がります。

どんな言葉を入れたらクリックされやすくなりますか?

もっちー

「〇〇な人へ」と呼びかけたり、「たった5分で解決」のように数字を入れたりするのが効果的です

文字は単なる情報ではなく、読者の感情を動かす力を持っています。

魅力的なキャッチコピーを配置することで、アイキャッチ画像の訴求力は大きく向上します。

ステップ5. 完成画像のダウンロードとファイルサイズ最適化

デザインが完成したら、画像をダウンロードします。

このとき、「ファイルサイズ最適化」を意識することが大切です。

「ファイルサイズ最適化」とは、画質をできるだけ落とさずにデータ容量を軽くすることを意味します。

画面右上の「共有」から「ダウンロード」を選択し、ファイルの種類は「JPG」または「PNG」を選びます。

ファイルサイズが200KBを超えている場合は、Webサイトの表示速度が遅くなる原因になるため、「TinyPNG」などの無料ツールを使って圧縮しましょう。

このひと手間が、読者の離脱を防ぎます。

最適化した画像を保存すれば、WordPressに設定する準備は完了です。

クリック率を高めるデザイン7つのコツ

せっかく作ったアイキャッチ画像も、クリックされなければ意味がありません。

ここでは、読者の心を掴み、思わずクリックしたくなるデザインのコツを7つ紹介します。

最も重要なのは、記事を読むことで得られるメリットが一目でわかるように伝えることです。

これから紹介する7つのコツを実践すれば、デザイン経験がない方でも、訴求力の高いアイキャッチ画像を作成できます。

記事の内容が一目でわかる画像の選定

アイキャッチ画像は、記事の「顔」です。

そのため、記事のテーマと関連性の高い画像を選ぶことが大前提になります。

例えば、WordPressの解説記事なのに全く関係のない動物の写真を使うと、読者は内容を誤解して記事を読んでくれません。

記事のテーマやキーワードを元に、「Pexels」や「Unsplash」のような著作権フリー素材サイトで探すと、高品質な画像を簡単に見つけられます。

どんな写真を選べばいいか迷います

もっちー

記事のターゲットが共感しやすい人物の写真や、内容を象徴するパソコンやグラフの画像などがおすすめです

読者が画像を見て、瞬時に「この記事は自分の悩みを解決してくれそうだ」と感じさせることが、クリックへの第一歩となります。

視認性を上げる文字の大きさや配色

画像に文字を入れる際は、背景と文字の色に明確な差(コントラスト)をつけることを意識して、読みやすさを最優先に考えます。

明るい色の背景に淡い色の文字を乗せると、文字が背景に溶け込んでしまい、ほとんど読めなくなります。

文字の後ろに帯状の図形を敷いたり、文字にフチをつけたりするだけでも、視認性は大きく向上します。

記事一覧などでは小さなサムネイルで表示されることも多いため、文字はできるだけ大きく、ゴシック体のような太いフォントを選ぶのがポイントです。

伝えたい情報の優先順位をつけたレイアウト

画像に入れる情報は、欲張らずに絞り込むことが大切です。

最も伝えたいキーワードや数字を一番大きく配置することで、読者の視線を集められます。

人間の視線は左上から右下へ「Z」の形に動く傾向があると言われます。

この「Z型」の視線誘導を意識し、左上に最も重要な情報を置くと、内容がスムーズに伝わります。

情報に強弱をつけることで、伝えたいメッセージが明確になり、読者の理解を助けるのです。

スマホでの見え方を意識した中央配置

現在、Webサイトへのアクセスの大半はスマートフォンからです。

そのため、パソコンだけでなくスマートフォンでの見え方を確認する作業は欠かせません。

SNSで記事がシェアされた際、アイキャッチ画像の両端が自動的に切り取られて表示されることがあります。

読者の目を引くキャッチコピーや記事のタイトルは、できるだけ中央に配置すると、意図せず見切れてしまう事態を防げます。

スマホ表示まで考えるのは大変そうです

もっちー

Canvaにはスマートフォンでの表示を確認するプレビュー機能もあるので、作成段階で簡単にチェックできますよ

小さな画面でも情報がしっかりと伝わるように、文字の大きさや要素の配置を工夫しましょう。

読者の心に響くキャッチコピーの型

読者が記事を読むことでどのような未来を手に入れられるのかを伝えるキャッチコピーは、クリック率を左右する重要な要素です。

誰に向けた記事なのかを明確にしたり、具体的な数字を入れたりすることで、言葉の訴求力は大きく上がります。

これらの型を参考に、あなたの記事にぴったりの、読者の心に刺さるキャッチコピーを考えてみてください。

Photoshopとの使い分け

デザインツールにはCanvaの他に、プロ向けのAdobe Photoshopもあります。

それぞれの特徴を理解し、目的に合わせて使い分けることが重要です。

結論として、初心者が手軽にアイキャッチ画像を作るなら、Canvaが断然おすすめです。

Canvaは豊富なテンプレートを元に直感的に操作できるのに対し、Photoshopは写真の合成や細かい色調補正など、より高度で専門的な編集機能に長けています。

まずはCanvaで基本的な作り方に慣れ、より凝ったデザインに挑戦したくなった時にPhotoshopの導入を検討するのが良いでしょう。

ファイル圧縮による表示速度の維持

どれだけ美しいアイキャッチ画像を作成しても、ファイルサイズが大きすぎるとページの表示速度が遅くなり、読者が記事を読む前に離脱する原因になります。

画質を保ちつつファイルサイズを軽くすることが大切です。

一般的に、画像のファイルサイズは200KB以下が目安とされます。

Canvaで画像をダウンロードした後、「TinyPNG」のような無料の画像圧縮ツールを使えば、見た目の劣化をほとんど感じさせずにファイルサイズを小さくできます。

サイトの表示速度は読者の満足度だけでなく、Googleからの評価(SEO)にも影響するため、画像の最適化は必ず行いましょう。

WordPressへの設定方法と変更手順

Canvaでおしゃれなアイキャッチ画像が完成したら、いよいよWordPressの記事に設定します。

設定作業はとても簡単で、わずか3クリックで完了します。

ここでは、現在のWordPressで標準となっているブロックエディタでのアップロード方法から、設定後の確認ポイント、そして一度設定した画像の変更・削除手順まで解説します。

この手順を覚えれば、いつでもアイキャッチ画像を最適な状態に保てます。

ブロックエディタでのアップロード方法

WordPressの標準エディタであるブロックエディタを使えば、直感的な操作でアイキャッチ画像を設定できます。

作業時間は1分もかかりません。

まず、WordPressの管理画面からアイキャッチ画像を設定したい記事の編集画面を開きます。

次に画面右側にあるサイドバーの上部が「投稿」タブになっていることを確認し、「アイキャッチ画像」の項目を探します。

「アイキャッチ画像を設定」というテキストリンクをクリックすると、メディアライブラリが開きます。

あとは、作成した画像をドラッグ&ドロップでアップロードし、右下の「アイキャッチ画像を設定」ボタンを押すだけです。

意外と簡単そうだけど、どこをクリックすればいいの?

もっちー

記事編集画面の右側にある「アイキャッチ画像」エリアを見てください

この3ステップだけで、記事にアイキャッチ画像が正しく設定されます。

設定後のプレビュー確認ポイント

アイキャッチ画像を設定した後は、必ずプレビュー機能で実際の表示を確認しましょう。

特に、パソコンとスマートフォンでは見え方が大きく異なるため、両方の端末でのチェックが不可欠です。

設定した画像が意図通りに表示されているか、以下のポイントで確認します。

せっかく作成した画像も、文字が切れていたり、画像が潰れていたりすると読者に正しい情報が伝わりません。

せっかく作ったのに、スマホで見たら文字が切れてた…

もっちー

特に重要な情報は中央に配置するのがおすすめです

これらのポイントを事前に確認することで、どの環境の読者にも記事の魅力を最大限に伝えられます。

設定済みアイキャッチ画像の変更と削除

アイキャッチ画像は、記事を公開した後でも簡単に変更や削除が可能です。

記事の内容を更新したタイミングや、より効果的なデザインを思いついた時に活用します。

変更や削除の手順も、設定時と同じく記事編集画面の右側サイドバーにある「アイキャッチ画像」エリアで行います。

設定済みの画像が表示されている部分にカーソルを合わせると、「アイキャッチ画像を置き換える」や「アイキャッチ画像を削除」といったメニューが表示されます。

置き換えたい場合は新しい画像をアップロードし、削除したい場合はそのまま削除リンクをクリックするだけです。

もっと良いデザインを思いついたから、差し替えたいな

もっちー

いつでも更新できるので、気軽に試してみてください

定期的にアイキャッチ画像を見直すことで、ブログ全体の品質を高く保つことにつながります。

よくある質問(FAQ)

デザインに自信がありません。ブログ全体でアイキャッチ画像の統一感を出す簡単なコツはありますか?

毎回同じテンプレートを基に作成するのが最も簡単な方法です。

Canvaでお気に入りのテンプレートを見つけたら、それを自分用にカスタマイズし、毎回そのデザインを複製して使いましょう。

色、フォント、ロゴの位置などを固定するだけで、初心者の方でも簡単におしゃれな統一感を出すことが可能です。

Canvaの無料テンプレートを使うと、他のブログとデザインが被ってしまいませんか?

テンプレートをそのまま使うのではなく、一手間加えることで十分にオリジナリティを出せます。

例えば、写真やイラストを記事の内容に合ったフリー素材やご自身の撮影したものに差し替える、ブログのテーマカラーを使うといった工夫で、印象は大きく変わります。

テンプレートはあくまでデザインの土台として活用し、あなただけのアイキャッチ画像を作成してください。

スマートフォンで見たときに文字が切れてしまいます。どうすれば防げますか?

重要な文字やイラストは、できるだけ画像の中心付近に配置することを意識します。

多くのSNSやブログテーマでは、スマートフォンで表示する際に画像の左右が切り取られることがあるためです。

Canvaで作成する段階から、重要な要素は中央に寄せるというルールを決めておくと、どの端末で見ても情報がきちんと伝わります。

アイキャッチ画像はSEOに直接的な効果がありますか?

アイキャッチ画像自体が検索順位を直接上げるわけではありません。

しかし、検索結果やSNSに表示された際のクリック率を高めることで、記事へのアクセスが増加します。

多くのユーザーにクリックされる記事は、内容の質が高いと検索エンジンに判断されやすくなるため、間接的に良いSEO効果が期待できるのです。

フリー素材サイトの写真なら、何に使っても大丈夫でしょうか?

いいえ、必ず各サイトの利用規約を確認する必要があります。

「フリー素材」とされていても、サイトによって利用できる範囲が異なります。

特に「商用利用が可能か」「クレジット表記(撮影者名などの記載)が必要か」「画像の加工は許可されているか」といった点は、トラブルを避けるために必ずチェックしてください。

画像のファイルサイズを軽くする簡単な方法はありますか?

デザインが完成した画像を「TinyPNG」のような無料の圧縮ツールにかけるのが手軽でおすすめです。

画質の劣化をほとんど感じさせずに、ファイルサイズを小さくできます。

また、WordPressに「EWWW Image Optimizer」のような画像最適化プラグインを導入すると、画像をアップロードする際に自動で圧縮してくれるので非常に便利です。

まとめ

この記事では、無料のデザインツールCanvaを使って、WordPressのアイキャッチ画像を作る具体的な手順を解説しました。

最も重要なのは、デザインの経験がなくても、豊富に用意されたテンプレートを活用するだけで、誰でも簡単におしゃれな画像を作成できる点です。

この記事で紹介した作り方のポイントを押さえて、さっそくCanvaであなたのブログにぴったりのアイキャッチ画像を作成してみましょう。

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