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【初心者必見】WordPressパーマリンク設定の正解|SEOに強いおすすめは投稿名

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WordPressサイトを立ち上げたら、何よりも先にパーマリンクを「投稿名」に設定することが重要です。

この記事では、SEOに最も効果的なパーマリンクの決め方から、初心者でも迷わない具体的な設定手順、そして万が一変更する際のリスクと対処法まで、パーマリンクに関する全てを分かりやすく解説します

パーマリンクってよく聞くけど、どの設定が一番いいの?

もっちー

特別な理由がなければ「投稿名」一択です!

目次

WordPressパーマリンクの正解が「投稿名」である理由

WordPressサイトを立ち上げたら、まずパーマリンクを「投稿名」に設定することが最も重要です。

この一手間が、訪問者と検索エンジンの両方から評価されるサイト作りの基礎となります。

なぜ「投稿名」が良いのか、その理由をパーマリンクの基本的な役割から順に解説します。

パーマリンクとは各ページ固有のURL

パーマリンクとは、Webサイトの各ページに個別に設定されるURLのことを指します。

「Permanent Link(パーマネントリンク、恒久的なリンク)」を略した言葉で、ウェブ上の「住所」のような役割を果たします。

WordPressで投稿や固定ページを作成すると、/?p=123のようなURLが自動で生成されます。

この「住所」を訪問者や検索エンジンにとって分かりやすいものに整えるのが、パーマリンク設定の目的です。

URLならわかるけど、パーマリンクって名前だと難しく感じる…

もっちー

大丈夫です。ウェブ上の「住所」だと考えれば分かりやすいですよ

この「住所」を最適化することが、訪問者が迷わずコンテンツにたどり着き、サイトの価値を正しく伝えるための鍵となります。

サイト公開後の変更が推奨されない2つの背景

パーマリンクは、サイトを公開した後に変更しないことが鉄則です。

安易に変更してしまうと、サイトの信頼性や評価に悪影響を及ぼすおそれがあります。

その主な背景は2つあり、「リンク切れの発生」と「検索エンジンからの評価リセット」です。

これまでに積み上げてきたサイトの資産を失わないためにも、パーマリンクはサイト開設の初期段階で慎重に設定する必要があります。

SEOに最も効果的な「投稿名」という選択肢

数あるパーマリンク設定の中でも、SEO(検索エンジン最適化)において最も効果が高いのが「投稿名」です。

URLにページの内容を表すキーワードを含めることで、検索エンジンが「この記事は何について書かれているか」を正確に認識しやすくなります。

その結果、検索結果で上位に表示される可能性が高まるのです。

設定ひとつで検索順位が変わるなんて知らなかった

もっちー

はい、URLもコンテンツの一部として評価されるんですよ

ユーザーにとってもURLから内容が推測しやすいため、クリック率の向上につながり、結果的にSEO評価を高める好循環が生まれます。

Googleが推奨するシンプルで分かりやすい構造

検索エンジン最大手のGoogleは、「サイトのURL構造はできる限りシンプルにします」と公式に推奨しています。

これは、人間がURLを見ただけで、そのページに何が書かれているかを直感的に理解できる状態が理想である、という考え方に基づいています。

数字や記号の羅列ではなく、意味のある単語を使うことが求められます。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。

可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。

https://www.xserver.ne.jp/blog/wordpress-permalink/

「投稿名」設定は、このGoogleの指針に最も合致する方法であり、検索エンジンから正しく評価されるための基本となります。

WordPressで利用可能なパーマリンク設定の種類

WordPressでは、管理画面から複数のパーマリンク構造を選択できます。

それぞれのURL表示形式には特徴があり、サイトの種類によって向き不向きがあります。

例えば、ニュースサイトでは日付を含めることも有効ですが、一般的なブログや企業サイトでは「投稿名」が最適です。

このように、他の設定はURLが長くなったり、内容が分かりにくかったりするデメリットがあります。

特別な理由がない限りは「投稿名」を選択しましょう。

初心者でも簡単WordPressパーマリンクの最適な設定手順

WordPressのパーマリンク設定は、サイトを立ち上げた後、記事を書き始める前に済ませておきたい重要な作業です。

一度設定してしまえば、あとは記事ごとにURLの末尾を決めるだけなので、決して難しいものではありません。

最初にサイト全体のルールを決めることが、後々の手間を省くことにつながります。

このセクションでは、初心者の方でも迷わず設定できるよう、画面の操作手順を一つずつ解説します。

この手順通りに進めれば、誰でも検索エンジンとユーザーの両方から分かりやすいと評価されるURL構造を構築できます。

ステップ1 共通設定を「投稿名」へ変更

まず、サイト全体のパーマリンク構造を決定します。

ここでは、最もシンプルでSEOにも効果的とされる「投稿名」を選択する方法を説明します。

この設定は、WordPressの管理画面からわずか4クリックで完了します。

サイト公開後の変更は様々なリスクを伴うため、必ず記事を投稿する前に済ませておきましょう。

本当にこれだけでいいの?

もっちー

はい、サイト全体のURLに関する基本的な設定はこれで完了です。

この簡単なステップだけで、ユーザーにも検索エンジンにも分かりやすいURLの土台が整います。

ステップ2 投稿ごとのURLスラッグを英語で設定

次に、個別の投稿ページごとのURLを設定します。

ここで編集するのは「URLスラッグ」と呼ばれる部分です。

URLスラッグとは、各ページのURLの末尾に来る、そのページ固有の文字列のことを指します。

例えば、「https://あなたのドメイン/wordpress-permalink-setting」というURLの場合、「wordpress-permalink-setting」の部分がURLスラッグです。

この部分を投稿内容に合わせた英語にすることで、URLだけで何についての記事なのかが伝わるようになります。

このひと手間を記事作成のたびに行うことで、サイト全体のURLが整理され、管理しやすくなります。

失敗しないURLスラッグを決める4つのポイント

URLスラッグを適切に設定することは、ユーザーと検索エンジンの両方にとって分かりやすいサイトを作るための基本です。

毎回悩まずに最適なURLスラッグを決められるよう、4つのポイントを紹介します。

これらのポイントを意識するだけで、URLの質が向上し、結果的にSEO評価にも良い影響を与えます。

どんな英単語を使えばいいか分からない…

もっちー

記事のキーワードやタイトルに含まれる単語を英語に翻訳して使うのがおすすめです。

これらのポイントを習慣化することで、一貫性のある分かりやすいURLを簡単に作成できるようになります。

カテゴリーやタグのスラッグも英語へ統一

投稿ページと同様に、カテゴリーページやタグページのURL(スラッグ)も英語に統一することが大切です。

サイト全体のURL構造に一貫性を持たせることで、ユーザーがサイト内を移動しやすくなり、検索エンジンもサイトの構造を正しく理解できます。

カテゴリーやタグのスラッグは、各設定画面から簡単に変更可能です。

これもサイト構築の初期段階で済ませておきましょう。

この一手間を加えるだけで、サイト全体のURLが整然とし、より専門的な印象を与えられます。

公開後にパーマリンクを変更するリスクと対処法

サイトを公開した後にパーマリンクを変更することは、原則として避けるべきです。

なぜなら、URLの変更はサイトの評価に直接影響する、3つの大きなリスクを伴うからです。

これらのリスクを正しく理解し、どうしても変更が必要な場合は適切な対処法を実施しなくてはいけません。

具体的にどのようなリスクがあり、どう対処すれば良いのかを一つずつ見ていきましょう。

検索順位の低下につながるリンク切れの発生

パーマリンクを変更すると、以前のURLに向けられていた全てのリンクが機能しなくなります。

この状態が「リンク切れ」です。

リンク切れが発生すると、外部サイトから紹介されたリンクや、自分のサイト内の別ページからのリンクをクリックしても、読者はページを見ることができなくなります。

検索エンジンは、リンク切れが多いサイトを「ユーザーにとって利便性が低いサイト」と判断するため、サイト全体の評価が下がり、検索順位の低下に直結するのです。

リンクが切れると、どうして順位が下がるのですか?

もっちー

検索エンジンからの評価が下がるだけでなく、サイトを訪れた人がすぐに離れてしまう原因にもなるからです。

結果として、サイトへのアクセス数が大きく減少する可能性があります。

これまでのSEO評価がリセットされる可能性

ページのURLは、検索エンジンがコンテンツを識別し、評価を蓄積するための重要な住所のようなものです。

そのため、パーマリンクを変更すると、検索エンジンは「全く新しいページが作られた」と認識してしまいます。

例えば、ある記事が多くのサイトから紹介され、SNSで100回以上シェアされていたとしても、URLが変わるとその実績は新しいURLには引き継がれません。

評価はゼロからの再スタートとなるため、検索結果の上位に表示されるまでに、再び長い時間が必要になります。

時間と労力をかけて積み上げてきた評価が失われることは、サイト運営において大きな損失となるため、パーマリンクの安易な変更は避けるべきです。

必須作業となる301リダイレクトの設定

やむを得ずパーマリンクを変更した場合に、必ず行わなければならないのが301リダイレクトの設定です。

301リダイレクトとは、古いURLへのアクセスを、恒久的に新しいURLへ自動で転送させるための仕組みを指します。

この設定を行うことで、ユーザーが古いURLにアクセスしても自動で新しいページが表示され、リンク切れを防ぎます。

さらに、検索エンジンに対して「ページが移転しました」と正式に伝えることで、これまで蓄積してきたSEO評価を新しいURLへ引き継がせる効果があるのです。

もし設定しなかったら、どうなりますか?

もっちー

古いURLと新しいURLが別のページとして扱われ、SEO評価が分散したり失われたりします。

パーマリンクを変更した場合は、検索順位の低下を最小限に抑えるために、301リダイレクトの設定が不可欠です。

プラグイン「Redirection」を使った簡単な転送方法

301リダイレクトの設定には専門的な知識が必要な場合もありますが、WordPressのプラグイン「Redirection」を使えば、誰でも簡単に設定できます

このプラグインを導入すると、WordPressの管理画面から直感的な操作で転送設定が可能です。

具体的な手順は以下の通りです。

「Redirection」を活用することで、URL変更に伴うリスクを適切に管理し、サイトの評価を維持することが可能になります。

パーマリンク設定でよくある問題と解決策

WordPressのパーマリンク設定は基本的に簡単ですが、予期せぬトラブルに遭遇することもあります。

ここでは、初心者が特につまずきやすい3つの問題とその解決策を解説しますので、問題が起きても落ち着いて対処しましょう。

それぞれの原因と解決策を順番に見ていきます。

URLスラッグを編集できない状況の解決

URLスラッグの編集ができない場合、WordPressの仕様や設定状況が関係しています。

この問題は、記事を一度も保存していないことが原因であるケースがほとんどです。

まずは投稿の編集画面で、画面右上の「下書き保存」ボタンを1度クリックしてみてください。

ページが保存されると、URLスラッグを編集する欄が表示されるようになります。

それでも表示されない場合は、パーマリンクの共通設定が「基本」になっている可能性があります。

「設定」メニューからパーマリンク設定画面を開き、「投稿名」が選択されているか確認しましょう。

「URL」っていう入力欄自体が見つからないのですが…

もっちー

パーマリンクの共通設定が「基本」だと編集できません。「投稿名」に変更しましょう。

この2つのポイントを確認することで、URLスラッグを編集できない問題は解決します。

URLの末尾に「-2」が付く現象の原因

意図せずURLの末尾に「-2」という数字が付いてしまうのは、設定しようとしたURLスラッグがサイト内の他のページですでに使われていることが原因です。

WordPressがURLの重複を自動的に防ぐために、番号を割り振っています。

注意すべき点は、公開済みの投稿や固定ページだけでなく、「ゴミ箱」に入っている記事のスラッグとも重複チェックが行われることです。

過去に同じスラッグを使った記事を作成し、ゴミ箱へ移動した場合も原因となります。

同じURLにしたつもりはないのに、どうしてでしょう?

もっちー

ゴミ箱の中も確認してみてください。不要な記事を完全に削除すると解決することがあります。

サイト内でスラッグが重複していないか確認し、どちらかのページのスラッグを固有の文字列に変更すれば、URLの末尾に「-2」が付く現象はなくなります。

「.htaccess」ファイルに関するエラーの対処

パーマリンク設定の保存時にエラーが表示される場合、「.htaccess」というファイルが関係しています。

「.htaccess」とは、Webサーバーの挙動をコントロールする重要な設定ファイルです。

このエラーは、WordPressが「.htaccess」ファイルに新しい設定を書き込もうとした際に、ファイルへの書き込み権限がなかったために発生します。

少し専門的に聞こえますが、対処は難しくありません。

なんだか難しそう…サーバーとかよくわからないです。

もっちー

大丈夫です。ご利用のレンタルサーバーの管理画面からファイルの権限を「644」に変更すれば解決します。

エックスサーバーやConoHa WINGといったレンタルサーバーには、ブラウザ上でファイルを操作できる「ファイルマネージャー」機能が備わっています。

その機能を使って、「.htaccess」ファイルの権限(パーミッション)の数字を「644」などに変更することで、WordPressが設定を正しく保存できるようになります。

よくある質問(FAQ)

パーマリンクの「カスタム構造」は、どのような場合に使用するのでしょうか?

カスタム構造は、URLにカテゴリー名などを含めて、より詳細なサイト構造を示したい場合に使用します。

例えば、/%category%/%postname%/と設定すると、URLから記事の分類が分かりやすくなります。

しかし、カテゴリー名を変更するとURL全体が変わってしまうため、管理が複雑になるという注意点もあります。

特別な理由がなければ、最もシンプルな「投稿名」のパーマリンク設定がおすすめです。

URLにカテゴリー名を入れると、サイト構造が分かりやすくなると思うのですが、おすすめしないのですか?

カテゴリー名をURLに含めると、サイトの階層構造が明確になるメリットがあります。

その一方で、後からカテゴリーのスラッグを変更した場合、URL全体が変わってしまいリンク切れやSEO評価の低下につながるリスクが生じます。

ブログ運営では記事のカテゴリーを見直す可能性が高いため、URLには含めず「投稿名」のみにする方が長期的に安心して運用できます。

記事ごとのURLスラッグは、具体的にどうやって決めればよいですか?

URLスラッグの決め方は、記事のキーワードを英語に翻訳し、単語間をハイフンでつなぐ方法が基本です。

例えば、この記事のタイトルなら「wordpress-permalink-setting」のような形になります。

長すぎる必要はなく、ユーザーや検索エンジンが内容を推測できる、シンプルで分かりやすい単語を選ぶことが大切です。

「固定ページ」のパーマリンクは、投稿ページと同じように設定すればよいのでしょうか?

はい、固定ページのURLも投稿ページと同じ考え方で設定します。

例えば、会社概要なら「company」、お問い合わせなら「contact」のように、そのページの内容を簡潔に表す英単語をURLスラッグに設定してください。

サイト全体のURLを英語で統一することで、ユーザーにとって分かりやすいサイトになります。

パーマリンクを変更した後の301リダイレクト設定は、必ず行わないといけませんか?

はい、301リダイレクトの設定は必ず行う必要があります。

この設定をしないと、古いURLへのアクセスはすべてエラー(リンク切れ)となり、サイト訪問者をがっかりさせてしまいます。

さらに、検索エンジンが蓄積してきたページの評価も新しいURLに引き継がれず、検索順位が大幅に下がる原因となります。

サイトの評価を守るために、パーマリンクを変更した後は速やかに設定してください。

URLスラッグを日本語にするのは、具体的にどのようなデメリットがあるのですか?

パーマリンクを日本語に設定すると、URLをコピーして貼り付けた際に「%E3%83…」のような非常に長い文字列に変換(エンコード)されます。

これはユーザーに不信感を与えやすく、SNSでの共有にも不向きです。

検索エンジンへの直接的な悪影響は少ないとされていますが、利便性(ユーザービリティ)の観点から、URLスラッグは半角英数字で設定することが強く推奨されます。

まとめ

この記事では、専門用語が多くて分かりにくいWordPressのパーマリンク設定について、初心者の方でも安心して進められるように解説しました。

サイトの評価を左右する最も重要なポイントは、最初にパーマリンク設定を「投稿名」にしておくことです。

まだ設定がお済みでない方は、この記事で解説した手順に沿って、すぐにWordPressの管理画面からパーマリンクを「投稿名」に変更してみてください。

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